スーパーに行くとめまい(回転性らしい)がしやすいという患者さんがおられた。
「そのメガネは遠近両用ですね」
「はい」
「近眼ではなく、もともとは目が良い方ですね」
「はい」
「では遠くは見えますね」
「はい」
「ならば、スーパーではメガネをはずしてください。それでめまいはしません」
と、私は言った。
もともと目がいい人は、実に眼球をよく動かす事を私は知っている。
例えばスーパーの棚、私の場合上から下まで、右から左まで、すべて見る。
メガネをかけても同じ調子で見てしまう。
ただし首を回してだ。今までは首は動かさずに眼だけで見えていたのに・・・。
これが目が回る原因なのだ!
と、患者さんに主張したら「ほ~」と言われました。
これは最近老眼になった私が実際今感じていることで、
今まで実に良く眼球を動かしていたのが老眼鏡で制限され、とても嫌な気持ちだし、
首の上下動が激しくてとても痛い。
料理の鉄人の坂井シェフでおなじみトンボ眼鏡を探しているのだけれど、見つからない!
残念。
閑話休題
レーシックという手術、というかあれは手術?良くわからないが、かなり普及していると聞く。
さて、おそらくレーシックをしても、もともと近眼の人ばかりだからきっと存分に限界まで眼球を動かす事はするまい。
それはとても人生損である。
レーシックの手術をして、しっぱなしのお医者さんがいたならば、そのお医者さんはたぶん想像力が足りない。
手術をしたら、眼球をはじからはじまで動かせるという事が、とても人生を楽しくする。
レーシックをしてもすぐ老眼になってしまう。よく見えるのは10年?20年?
せっかくだから最大270度の視野を楽しんで欲しいと思う。
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