2008/05/18

レセプト、基礎の基礎(1)

現在の医療報酬の請求方法は、その項目と適応は複雑怪奇ではあるものの、データになってしまえば至極簡単な数字の羅列に過ぎません。

まず<区分>があり、そして<厚生労働省コード>があり、<数量>があり、<単位>があり、<値段>があります。

それだけです。

そしてダイナミクスが優れていて、素人にもわかりやすいなと思うのが、<区分>ごとに分けられたレセプトの入力方法です。

厚生労働省コードができる以前から、ほぼこれと同様のデータ構造を持っていたのがダイナミクスです。

これらのデータは受診~ではじまるテーブルにすべて納められています。このシンプルさがダイナミクスの肝といえるでしょう。

前回書いた受診番号は、受診テーブルに納められ、それ以外の診療データは受診~ではじまるテーブルに。

わかりやすいですね。

2008/05/17

他院からのデータを、当院DICOMデータとして格納するには

まず、CD-ROMの自動起動をオフにする必要があります。

次に、K-PACSを起動しましたら、QueryのFilesystemタブをクリックしてCD-ROMを選択します。
するとDICOMDIRを利用してデータをインポートするか否かというメッセージが出ます。
このときCD-ROMによっては「否」と選択せねばなりません。
とにかくこれでローカルデータベースにインポートされました。

次にQueryのDatabaseタブをクリックし、今インポートしたデータを選択します。
そして左側のModifyボタンをクリックします。
すると患者IDを書き換えることが可能です。

患者IDを書き換えることができるのは、ローカルデータベースだけです。
次にTransferボタンを押して、Conquestにデータを移動します。
しばらく静かにバックグラウンドで動作していますが、そのうち終了します。

最後にNetworkタブのConquestサーバー内にデータが保管されていることを確認します。

これで他院のDICOMデータを当院のDICOMデータとして保管することができます。患者IDをModifyしておくのが肝です。