東芝のAplio XGが搬入されました。
早速CONQUESTと接続し、worklistを引き出せるかと思いきやダメでした。
仕様表がないので、搬入した方にもわからないようです。
接続ログをユーザーが出せる様にしてくれれば、問題がサーバーにあるのかぐらいはわかるとおもうのです。>東芝さん
CONQUESTのworklistサーバーはデフォルトのポート5678を共有して使っているようで、Aplio XGからのworklist queryはちゃんとCONQUESTに届いています。(新しいサーバーを用意したのですが、またしてもGUIでのMySQLインストールはトラブル続きでした。悔しいけれどデフォルトのままインストール。MySQLのインストールはコマンドラインが確実だと思う)
worklist テーブルでの指定方法ですが、ModalityはUS、AETはAplio XG側でワイルドカード指定してしまえば関係ありません。START DATEは当日の日付を。START TIME は0000以上、235900以下という設定。CONQUEST側ではエラーが起きていませんから、Aplio XGでworklistを受け取れていない様です。マニュアルを読むと、受付番号(Accession number)の内容によってはトラブルが起きることがあるから、サービスマンに相談を、という事でした。きっと何か仕様があるのでしょうから、ログぐらい見せて欲しいものです。(注:教えていただいたのですが、Accession numberはある程度の桁数がないとだめらしいです。私は最初から8桁の番号を用意していたのでエラーは出ませんでした)
worklistがつながらなければ、Aplio XGも高価なガラクタに過ぎません。そのぐらい、シームレスに臨床とつながる事と、旧態然としたスタンドアローンで行う検査との差は大きいのです。内視鏡のファイリング(当方が作ったEndoDB2がめっぽう速すぎて他のファイリングは使う気にはなれません)を使っているとそれを実感します。あまりその点に関して、メーカーは積極的ではないようです。結局つながった顛末は→コチラ。
Aplio XG からは、PIMSメニューでStore DestinationをHDDからServerに変えれば、DICOMサーバーに画像は直接飛んで行き、スピードはHDDに書き込むのと変わらずだいたい一秒以下です。これもマニュアルは不親切でした。
ところでK-PACSとCONQUESTをつないだ場合、その画像の読み込みの遅さが気になります。Osirixではどうなるのか、今度試してみようと思います。
(→DICOMルーティングを教えていただきました。コメント欄をみなさま御覧ください)
ダイナミクスからworklistの編集は簡単です。→リンク
これ使えば、CRだろうがCTだろうがUSだろうがすべてオーダリングは完了します。
>ところでK-PACSとCONQUESTをつないだ場合、その画像の読み込みの遅さが気になります。
返信削除ログをリアルタイムで見てみると判るのですが、
画像転送そのものは普通のスピードでされていますよ。
それにもかかわらず遅く感じるのは、K-PACSはディフォルト設定で
画像の転送が全て終わらないと表示を行わないからだと思います。
転送が済んだ画像からどんどん表示する設定にすると
それなりにストレス無く診断が出来ると思います。
さらに高速化するのであれば、ConquestのDICOMルータ機能を使って
Conquestに入ってくる画像データをそのままK-pacsにリアルタイムで投げてしまうといいと思います。
この場合、全ての検査のデータがサーバ側とK-pacs側両方に入る事になるので
画像表示時には転送が行われず、待ち時間ナシで画像が表示されるようになります。
その代わりK-pacs側の画像を一定期間で消す設定にしないと
どんどん容量を食ってしまいます。
お試しいただければ幸いです。
ConquestのDICOMルータ機能ってどこにあるのでしょうか?
返信削除あると非常に効率よく運用ができますね。
ConquestのDICOMルーティングは、プログラムを回答したときに同梱されているPDFのマニュアル(英語)に記載されています。
返信削除検索でRoutingを見ると、dicom.iniへの記載方法と一緒に載せられています。
私は、CTからConquestに転送するときに、診察室のビューアにも同じものを転送するようにルーティング機能を設定しています。
とはいえ、たぶんもう解決されているでしょうね・・・^^;
みなさまコメントをありがとうございます。
返信削除あの後無事につながりました。
ルーティング機能を使うと非常に速そうですね。
ありがとうございます。