他院からのDICOM画像を、DICOM HEADERを参照したりあるいはCD-ROMをスキャンしたりしてK-PACSで表示させると、それらの画像はK-PACSのローカルデータベース(キャッシュ)に保存される。
そのローカルデータベースは期限を切らなければずっと保管されるので当院のように症例数が少ない場合にはそのまま使用しておけばそれで良いのである。
しかしそれをやはり保管しておこうと思ってそのままDICOMサーバーであるCONQUESTにTRANSFERしても失敗してしまう。
しかし実際には成功する。なぜか。
正しい手順では、K-PACSで画像を管理する目的で患者IDを当院IDに手動でMODIFYを行う。するとすべてのローカルデータベース(キャッシュ)が書き換えられる。
そのあとで、CONQUESTにTRANSFERすると不思議な事に成功するのである。
面白い挙動だが、患者IDのMODIFYを思い出させてくれる、私にとっては便利な仕様だし、またある人にとってはどうしてもうまくいかないと投げ出す原因ともなるだろう。
今回のエントリーで半角英文字で書いた部分はK-PACSで押すボタンの名前です。ご参考までに。
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