2014/01/19

ブログを書く理由が変化してきた話

BloggerというGoogleが買収したサービスを無料で使わせて頂いています。
本来ならばGoogleはここに広告を表示して欲しいのだろうとは理解します。もしも広告が強制になったら有料サーバーに移行したいと思いますが、このBloggerはSEOを何もしなくても検索エンジンの上位に来るように感じておりまして手放すことが出来ません。

ブログを書き始めて8年ほどになり、単なる雑記帳ですが、しかし例えば自分たちの業績については一言ぜひ申し上げたい、というような事もあって力を入れて書くこともあります。例えば二酸化炭素内視鏡に関してです。

現在は毎日1000人ほどの方がご覧になるこのブログは、「胃ポリープ」「CEA」「胆泥」「生理食塩水」などを検索すると、GoogleやYahoo!では上位に表示されています。

恐らくこの理由は、ブログが更新されると数人〜数十人のお医者さんが見て下さるのですがその行動(滞在時間がGoogleにはわかる)がGoogleのエンジンに何らかの影響を与えているものと推察します。比較的新しい固有名詞については必ず数日以内にGoogleではトップに来るので恐らく、

Googleは閲覧者のプロフィールについてはかなり良くわかっている
(AdSenseはメールの内容などは直接は見られないが結果としては見るのと同様の情報の偏りは収集が出来る)
一つの名詞に対してどのプロフィール群の人々が食いつくかをデータ化している
滞在時間は非常に重要で、ある名詞と関連する群の人々が閲覧する時間が30秒を超えていれば重要だと判断されるなどのアルゴリズムがあるはず
直帰するが滞在時間が長い場合にそれは重要な情報だと判断される

というような事が行われているのでしょう。
Bloggerは特にAnalyticsに指定せずとも滞在時間などの情報が得られるため検索エンジンで上位に来るのではないか。

と想像しました。

さて、例えば二酸化炭素内視鏡や胃ポリープについて「これは間違い」「これはただの広告」というようなサイトが自分よりも上位に来てしまった時に自分ができることは何かと考えて、例えばSNSなどで自分の記事を紹介をしてみる。すると私の友人が「なんだろう」と読んで下さって、恐らく彼らのWeb上での行動は間違いなく専門家とGoogleには分類されているはずで、そして60秒ぐらい記事を読んでくださることによって検索ランキングが上がっていくはずです。そして実際そうなります。

間違った医学知識が検索エンジンの上位に来ないようにする地道な活動は医師に任せられている、というように感じるこの数年です。

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