2013/05/02

StarbucksカードとTully'sカード

以前、みなさんが持っておられるおサイフケータイや、SUICA、PASMOなどを鵜川医院の診察券にするというシステムを作りました。もう3年以上前の事です。プログラムを作るのは簡単だったのですが、

いくつかの事情があってお蔵入りしました。
1)市販されているFelicaリーダーは、駅の改札口のリーダーのようにレスポンスが速くない。
2)ご老人には普及していない。
3)「自分のところの診察券を患者さんに持たせることが一種のマーケティングじゃないか、どうしてあえてFelicaで共通化する必要がある?」と医師の皆さんに意見された。

そして未だに鵜川医院の診察券をみなさんにお持ちいただいております。確かに役立つことがありまして、例えば意識不明で病院に運ばれた方が私どもの診察券を持っておられて、問い合わせがある、という事がございます。医療機関の診察券はマーケティング以上のポテンシャルは持っているようです。

ところでコーヒーは胃には悪くありません。コーヒーが胃に悪い、という論文はすべて1983年以前のものです。ピロリ菌の発見以前にはどうも悪役であったと考えますが、現在では逆に癌が少ないのではないか、などと言われます。実際どうかはともかく、胃潰瘍があるからと言ってコーヒーを飲まないでください、というようなことは申しません。調子に応じて召し上がればよろしいのです。

タリーズというコーヒーショップは伊藤園でしたか。スターバックスはシアトル発のコーヒーショップだったと記憶しておりますが、両方にプリペイドカードがあります。

スターバックスカードタリーズカードは少し違うのですが、どちらかというと前者が好きです。なぜかを書きます。

スターバックスカードタリーズプリペイドカード
クレジットカードサイズクレジットカードサイズ
磁気カード/バーコード磁気カード/バーコード
多彩なデザインデザインは1種類
10円単位でチャージ最低1000円からチャージ
自宅でチャージできる自宅でチャージできない
ドリンクの割引はない        ドリンクは1杯10円引き           
現金/クレジットカードでチャージ現金のみチャージ
特典:たまにカードに5000円チャージすると
一杯無料だったりする
オリジナルグッズ
オートチャージ
残高移行が出来る
特典:オリジナルグッズ
両カードとも個人情報は、収集されないと思います。どこかの黄色と青のカードとは違い。
スターバックスカードはプリペイドカード特有の「残高が無駄になる」を極力避けられるように工夫されているのが気に入っています。例えば残高が200円あるときに、あと160円チャージしてドリンクを飲んでチャージを0円に出来る、というところが違います。残高移行も出来る事も併せて多彩なデザインがある、という事が生きてくると思います。あ、良いデザインだな、と思った時にそのカードをパスケースに入れるという別の楽しみがありますから。
ドリンク1杯10円引き、は2%~3%に過ぎない上に、常に中途半端な残高が残るので全く得した感じがしないし、カードのデザインが楽しくないので軍配は完全にスターバックスにあげています。

当院の診察券は最近もう一度Felicaにしたいなと思っているのですが、なにか楽しい工夫があれば、スターバックスカード形式でも良いかもしれないとも思いました。沢山の絵柄を用意して、自由に変更したりできたら楽しいと思います。AppleのPassbookに対応させようかとも思ったのですが、とりあえず面倒なので誰かがやってからにします。

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