前回私、消化剤を丹念に調べて表にしました。
苦労しましたよ。
ああいう比較表は、この業界にはあっちゃいけないんでしょうねえ。
マッシュアップですぐ作れそうなものですが。
比較されちゃあいけないんでしょう。
訪問販売の基本に反しますので。
(医療っていうのは基本はプッシュ型配信と同じで、売る側が一方的にオススメの品を売るシステム)
抗ヒスタミン剤が入っていない風邪薬はなに?
とか検索出来ないわけです。
OTCがネット販売出来ると、こういう比較は可能になるのでしょうが、
それは誰かが拒否しましたから。
ちなみに抗ヒスタミン剤が入っていない風邪薬は、
カイゲン、あとは葛根湯一般、佐藤製薬ストナ去痰カプセル
でしょうか。カイゲンはNSAIDS入ってますので一応注意して下さい。
風邪の漢方の使い分けは深いみたいで、文献読んだら眠くなって48時間ぐらい寝続けられそうです。
ただ、漢方って結構ITと親和性高いなとはその時思いました。なぜ思ったかは言いません。
市販の薬が使えないからと、ただの風邪で医院に受診する方が
結構後を絶たないのですが、
結局どうしてそうなるのかというと、市販の薬が使えないという意味として、
1)カフェインが入っているものが多くて主治医から「使うな」と言われている。
2)抗ヒスタミン剤が入っているものがほとんどで、主治医から「使うな」と言われている。
3)NSAIDSが入っているので、主治医から「使うな」と言われている。
4)前に副作用が出たので嫌だ。
(ちなみに私が主治医の場合は「こういう時はこれ、こういう時はこれ、この症状の時はうちへおいで、この症状は救急」と指導しますが、なかなか徹底しないという弱みがあります)
この青字の部分を知らないで、市販品はすべてだめと思っている患者さんが多いからでしょう。
4)については合剤だから原因究明が面倒で「とりあえず市販の薬は全部使わないで」となってしまったのかもしれません。
時間がある方にとっては「病院に来た方が安い」という最大の理由も重要です。院内処方だと特に安いのでこれは問題かも知れません。
そもそも市販の薬の値段が微妙です。市販の風邪薬は3日以上飲むのはまずい事が多いのに、5日パックになっているのがおかしい。(でも漢方薬はバラで売ってくれる薬局も多いですよ)5日あるいはそれ以上市販の抗ヒスタミン剤を飲んですっかり肺炎になってから受診するのは一番避けたいパターンです。最初から2日パックにしておけば安いし、問題も起きにくいのにと思うのは私だけでしょうか。
私は個人的には風邪で医者にかかるべきではないと思っておりますが、いざアドバイスしようとしても市販薬が使いにくいシステムになっているので困っているわけです。
こんな記事をあわよくば天才プログラマーが読んで下さって、マッシュアップでも作ってくれたら。
それを実現する種を蒔くことがこの記事の主旨でございます。
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