むろん脚光を浴びることでしょう。
ノーベル賞も取れるかも知れません。
しかし世の中には、特に欧米では、
「Reviewの天才」というべきいる人がいるのだなあ、
と思ったきっかけは、
"Immunology Today" という雑誌を読んでからのことでした。
今は"Trends in Immunology"として継続されています。
著名な学者が「まとめ」を掲載するのですが、その内容がすごい。
だいたい200くらいの論文を引用しつつ、まさに「現在のトレンドと将来予測」を明確に示してくれる弩級の内容です。著者によりますが、内容が偏らないのが良いと感じていました。
内容が難しくて、今ではさっぱり理解出来ませんけれど、「ああ、世の中は知識を整理する天才たちがいて初めて成立するのだ」とわかった事は収穫でした。
調和のとれた知性がどういう背景で生み出されるのかは良くわかりませんが、こういう知性が頭角をあらわすことが出来るような日本になったらさぞ強力だろうな、といつも思っているのです。(他力本願な願望ではありますが)
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