目が見えないと盲
耳が聞こえないとろう(聾)
って言いますが、
盲ろう、という人々もおられます。(→東京盲ろう者友の会)
数が少ないからなかなか理解されないのです。
白いつえを持った人は盲なんですが、
耳が聞こえる、とは限らない。
病院などで、車いすの方が白いつえの人にぶつかられた、とかクレームするケースがありますが、
これはしょうがないことで、予め声を出して警告してもお相手の方はろうなのだからわかりようがない。
点字ブロック上でに車いすがあるなら尚更で。
医療者であっても盲ろうを知らなくて、白いつえを持った方に遠いところから声をかけているケース、良くあります。
彼らとのコミュニケーションは「てのひらに文字を書く」が主になるでしょう。声のかけかたも、近くから声をかけますと、空気が震えるので雰囲気で声をかけているのがわかるようです。するとびっくりさせないように思います。
多くはないのですが、私が乗り降りする伊勢原駅は南口から平塚盲学校に行く方がおられますし、北口からは東海大学病院や神奈川リハビリテーション病院に行くバスもありますから、まったく見ないわけではありません。白いつえを持っていて、しかも補聴器を装着されています。少なくとも医療者の皆さんは、病院内で白いつえの方を見かけたときに盲か盲ろうか、を確認する癖はつけたほうが良いかな、と思っています。
関係ない話なんですが、伊勢原駅北口の神奈川リハビリテーション病院行きのバス停のところの点字ブロックはわざわざ幅が倍になっています。非常に車いすの方の行き来が多いからなんだろうと思います。点字ブロックが広ければそこが空くだろうと。ところが大山ケーブル行きのバス停はその隣なのです。日向薬師行きのバス停は神奈川リハビリテーション病院行きと同じバス停です。大きなリュックを背負ったままの方が多いのです。観光の方などは特に点字ブロックがなぜ倍の広さになっているのかを気にしておられないのですが、そういう事情がございますのでご理解とご協力をお願いいたします。
鵜川医院に行くには伊勢原駅北口から伊勢原10系統大山ケーブル行きバスに乗り、12個目の明神前バス停で下車してください。目の前にあります。
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