メタ知識で生きている人とそうじゃない人を見分けるにはこんな会話をすれば良い。
「先生便秘なんですが」
「便秘にはランニング」
「ああ、運動ですね」
「違います。ランニング」
「歩くのじゃダメですか?」
「いいえ、ランニング」
「へー」
なぜランニングなのか、という事について考える人かどうか。もちろんすぐに「どうしてですか?」と聞く人もやはりメタ知識で生きている人ですが。
「先生便秘なんですが」
「定期的にこのお薬を使ってみたらどうでしょう」
「使えません。他の方法ないですか?」
「んーじゃあ、あなたのやり方でいいや」
「先生、やっぱり便秘です」
「でもお薬使えないんでしょう?」
「先生私の方法で良いって言ったじゃないですか」
これはネゴシエーションが出来ない人です。よくある会話ですが、ボタンの掛け違いをどこでやってしまっているのかを本人に気づかせるには会話を全部録音するしかないのかもしれません。日本語の言語構造が難しいと思う理由は、揚げ足の取り合いをしているうちに意味が変わりやすいから。曲解の起きやすい言語ではないか、と思います。
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