2011/05/10

IBS、GERD、FDの未来について

消化管の運動はペースメーカーと、
消化器近くに存在する神経節との連携でコントロールされます。
ピラミッド型に連なっていてそれぞれ別の命令が行われるため、
末梢に障害があるときには薬剤ではデリバリーの方法を工夫しないと効果がありません。

私自身は心臓のペースメーカー同様に、
埋め込み型デバイスで
食道の逆流をコントロールしたり、
胃の蠕動をコントロールしたり、
大腸の蠕動をコントロールする方向に、
医療は進むのではないか、
と感じています。

もちろん神経節のアブレーションや、
過緊張に対してはボトックスの注入なども
それ以前に行われるかもしれません。

薬剤は、抑制的にコントロールするときに使われ、
刺激したい時にはマイクロデバイスで、
と分業化するのではないでしょうか。

と、わからない話をしましたが、
これが私の想像する30年後です。

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