便秘と下痢を繰り返してしまう・・・という場合に、大腸に異常がある事はまれですが、大腸検査が必要になる場合もあるでしょう。それで異常が無かった場合、以下のように説明をします。
(他にも星の数ほどパターンがありますが、ほんの一例を示します)
緊張などのきっかけ
↓
交感神経が興奮
↓
大腸の動きが止まる=便秘になる
↓
便がたまってくるとしかし次第に大腸内の圧力が上がって、やがて痛くなる
↓
圧力が閾値を超えると急に排便がはじまってついには下痢をしてしまう
↓
また便秘になる
(これを繰り返してしまう)
緊張して大腸の動きがゆっくりになってしまうのを、一生懸命動かす薬を開発しているのが製薬メーカー。
しかし、限界まで我慢して圧力が閾値を超える、という部分を緩和してやれば痛みはないわけで。
つまり便が硬くならないようにすれば、閾値が下がってある程度たまれば便通が出現する、と考えれば良いでしょう。
便はやわらかく、しかしやわらかすぎず、そして量を多く、という方向へ。
旅行のときや、ストレスがあるときには整腸剤+便をやわらかくする薬を併用したり、水分をたくさんとったりすると良い。
このような排便習慣であってもポリープとは関係がないのだから安心することもとても重要です。
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