特大名マニュアル
2-2章データの取り込み
2-2章データの取り込み
- では実際に患者頭書きをダイナミクスから取り込んでみます。
[(1)受診者情報入力] をクリックします。 - フォームが表示されるまで待ってください。
表示されたら、まず患者さんの抽出条件を設定しましょう。
[抽出条件] ボタン をクリックします。 - 小さなフォームが表示されます。
[開始日] テキストボックス に検索開始日を入力します。
デフォルトは本日から過去一週間、キーワードは「特定健診」です。
上記画面では2008/7/24から2008/7/31までの間に、「受診検査」テーブル(血液検査や検診などを入力するテーブル)内に「特定検診」という文字列が入っている患者さんを抽出するという意味です。 - 私は当初受診検査テーブルに<伊勢原市検診>と書き込んでいたので、条件をここで変更します。
[終了日] テキストボックス に検索終了日を入力します。 - キーワードも変更します。
[キーワード] テキストボックス にここでは[伊勢原市]と入力しています。
任意の文字列を入れても、[*文字列*]として解釈します。したがって、ここでは*(アスタリスク)を入れる必要はありません。
ただし、[文字列1* or *文字列2]と入力すると、文字列1または文字列2と解釈してくれるかもしれません。(やや自信なし)
これで変更できました。 - 元の画面に戻りましょう。
[閉じる] ボタン をクリックします。 - このままでは設定が反映されません。
[再表示] ボタン をクリックします。 - この条件で良いならば、ここで頭書きをすべて特定健診ソフト側にコピーします。
[全件入力] ボタン をクリックします。
全件入力されました。ここで患者抽出のアルゴリズムを理解してください。[閉じる] ボタン をクリックします。 - 注意:ここで自動的に入力されない項目があります。
- 受診件整理番号
これは11桁の番号で3桁目が"1"と決まっています。患者さん固有の番号です。 - 有効期限
自動で2008/12/31としていますが、違う場合には手動で直す必要があります。 - 患者抽出アルゴリズムについて
- 特定健診では患者の受診情報は枝番9に入力されている前提なので、そのままでは保険者情報がJJ....となってしまいます。
このため患者番号の枝番のうち、「9以外で最大の」枝番から保険者情報を抽出する設定になっています。 - うまく動かない場合の理由
保険者情報をダイナミクス側で入力していない。例えば自費カルテしかなく、国保の頭書をカルテに入力していない。
受付で必ず入力するように伝えてください。
主カルテの枝番よりも大きな枝番に古い、あるいは別の保険情報が入力されています。
これについては、将来対応予定です。
[このアルゴリズムは順次見直します] - 入力後、エラーメッセージを必ず見てください。
右上のテキストボックスです。
エラーが出る場合は以下の条件を満たした場合です。
(1)すでに同じ患者が入力されています。
気にしないで良いです。
(2)頭書から抽出した保険者情報が、あらかじめ特定健診ソフトに見当たりません。
保険者情報抽出アルゴリズムとあわないような枝番のとり方をしている場合、9以外の最大枝番に適切な保険者情報を入力してください。
特定健診ソフトに保険者情報を入力していない場合、入力してください。 - 右上の[閉じる]ボタンをクリックして終了します。
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