2012/05/30

超音波検査(エコー)について


エコー:
 正常像の理解
  アーティファクトの理解:
    ミラーイメージ
    サイドローブ
    多重反射
 音波の性質
 波としての性質:周波数が高いほど、解像度は高いが、減衰しやすく近くしか見えない。
  心臓:1.5MHz~3MHz
  肝臓:3.75MHz~5MHz
  甲状腺:7.5MHz~
  超音波内視鏡:7.5MHz~20MHz
  密度の変化で反射する=白く表現される。密度が均一で反射がない=黒く表現される。
  例:脂肪滴・・密度変化++・・それが多数・・脂肪肝は全体が白っぽい
   癌の周囲・・浮腫・・水っぽい・・密度変化小・・癌の周囲が黒っぽく見える
 音波は屈折する:音波に並行するような面の評価は苦手・工夫すれば評価可能

腹部エコー
 急性腹症の場合に
  エアー
  腹水
  血栓:カラーフローを見る
  を見逃さないつもりで見る。
 医師が検査する場合触診も兼ねる

空間分解能が高い
侵襲が少ない
リアルタイム画像による機能の評価
迅速性
経済性

きわめて主観的な検査:ゴールドスタンダードたり得ない

どのようにしたら客観的な評価が可能か
 3D、4Dエコーは客観的評価を可能にするか

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