「どうして足がつるのか」の、「どうして」は、「足」にかかっているのか、「つるのか」にかかっているのか、あるいは言外のどこかにかかっているのかで答えは変わってくるのでしょう。電解質の濃度が変化して細胞膜の安定性がどうのこうのって説明しても自分がわかってないわけで。芍薬甘草湯が効くのだからカルシウムチャンネルが開きすぎたりするんだろうとは思うのですが説明しても「だから何?」と言われるのがオチでしょう。
ただ、気づいたのです。
ふにゃふにゃの人は、足がつるとは言わないようだ。
もともと足が細くて、運動もしない、そういう人が足がつると言うのをあまり聞いた事がない。
そこでこんな答えを用意してみました。
「もともと運動が得意だとか、健脚だという人が、年をとったとする。筋力は低下するのに、まだまだ若いつもりの頭からの命令はその低下した筋力を超えたチカラを要求すると。すると痙攣してしまうんじゃないでしょうか」
などと言いますと、「健脚」だとか言われて悪い気はしないようで、素直に納得される方が多いようです。
「じゃあどうすれば良いのでしょう」という問いに対する答えは、「自分の筋力を知ろう」です。あるいはずっと筋力を維持する?
夢の中でスーパーマンになっていると夜中に足がつってしまうのでしょうか。私の場合、伸びをするとそのまま足がつります。もっと上品に伸びをすれば解決です。実際のところは芍薬甘草湯で解決です。カルシウム拮抗薬に予防効果があるのかどうかは知りません。[このリンクを見ていると効きそうな気もしないでもありませんが]
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