2012/02/09

CEA高値

みなさん読むの面倒くさいでしょうから、3行で、とは言わないけども結論を書きます。
1)CEAは腺細胞の増殖で上昇する可能性がある。
2)腺細胞は胃・小腸・大腸・肺・甲状腺・膵臓・肝臓・乳腺・卵巣・子宮・膀胱・前立腺などにあると考えられるから。
3)細胞の増殖は腫瘍でも生じるが炎症でも起きる。
4)2)で示した臓器の炎症でCEAが上昇することが理論的には考えられる。
5)そんなに大腸がんを血液で調べたいなら、 SEPT9 遺伝子のメチル化でも測定しておけ。

CEA:癌胎児性抗原

お母さんの中で胎児が成長する時期に産生されている糖タンパクの一種で、接着因子として機能しているという。もともとタンパクとしては大腸癌から1965年にGoldとFreedmanにより分離され、彼らは胎児の大腸にその物質が発現しているのを発見しCaricinoembryonic antigen(CEA)と名付けました
身体の中では腺細胞(液体を分泌するような能力をもつ細胞)に発現しているGPIアンカー型受容体のひとつ。

古典的な腫瘍マーカーの一種です。腫瘍マーカーというのは癌の治療の経過、あるいは癌の広がり具合を予測するために役立ちます。各種がんの腫瘍マーカーの使用法についてはガイドラインに示されていて、癌の進展と共に上昇する腫瘍マーカーは有効、でも腫瘍マーカーが上昇すればすべて癌なのか、というとそれは真ではないので診断には使用すべきでないとされています。最近ではPSA検査が本当に患者さんに利益になっているのか、という事が話題になりました

しかし日本の検診や人間ドックで「癌がわかります」という売り文句で腫瘍マーカーが測定されている事には問題があります。検診者に腫瘍マーカーの意義を正しく説明せぬまま、このような事態が続くことを私は望みません。むろん、現在も早期癌を見出すための努力の1つとして、癌特異的なペプチドや抗体が開発されている事を否定するものではありませんが、現時点ではそれらは有効には機能していない。

ちなみに当院では癌の疑いで腫瘍マーカーは測定はしませんが、すでに腫瘍があってその広がりや予後の見当をつけたいときには測定をする事があります。

CEAが高い、と受診される方がおられるたびに私はため息をつきます。

心配している患者さんの気持ちが理解出来るからですし、それから医療のリソースを無駄に使う可能性が高い2つの理由からです。腫瘍マーカー高値の場合に精査を自前でできない検診施設は腫瘍マーカーを測るべきではないと思いませんか。

さて、CEAが5ng/ml(日本における正常値らしい)をはるかに超えるならばともかく、5をわずかに超えた程度の時に癌と関係があるかどうかを見極めるのは難しいと思います。

例を挙げると喫煙者では上昇します。タバコは常に肺の腺細胞を破壊し、再生が生じている事から結果として血中のCEAが上昇しているのでしょうか。あるいは膵臓や胃腸、尿路の細胞もタバコの成分によって破壊されるからでしょうか。(結果としてタバコはそれらの臓器の癌リスクを増大させています)

あるいは糖尿病患者でも上昇します。一般的に糖尿病の患者では糖タンパクがそもそも多い傾向が認められ、CEAだけでなく糖タンパクは高い傾向にあるようです。あるいは糖尿病では背景に慢性膵炎が認められる場合があるので、これを反映するのでしょうか。(糖尿病はすい臓がんのリスクのひとつです)

要するに、炎症や他の原因でCEAが上昇する場合はあるのです。膵炎、潰瘍性大腸炎やクローン病、肝硬変や慢性閉塞性肺疾患でも上昇することが知られています。(ちなみに”肺癌”の腫瘍マーカーとされるSCCはアトピー性皮膚炎や乾癬、火傷などで上昇している事があります。それぞれのマーカーを理解している臨床医なら簡単にわかります)

先ほど腫瘍マーカーが上がったからといって、それは癌とは限らないと書きました。ではCEAが上昇した時にどのように皆さんは振る舞うべきなのでしょう。

1) これは良いきっかけだ、と考えて所謂「腺癌すべて」(CEAが上昇するのは腺癌)をチェックする。
2) 無視する

の二通りだと私は思います。使用する医療リソースに対する患者の利益の期待値(マイナスにしかなりませんが)が最も高いのは”2)無視する”だろうと思います。ただ、私が行う検査は「偶発的な所見」をかなり多く含むため、ある程度利益が得られます。そのため、1)という方針も無駄というわけではないでしょう。一方、CEAを再測定するという方針は私は取りません。使用するリソースに対する利益の期待値が最も低いと考えているからです。

そして患者さんが1)を望まれた時の基本戦略ですが、
1) エコー:甲状腺と膵臓、骨盤臓器、肝臓、胆嚢などが見える
2) 胸部CT:肺と膵臓が見える
3) 上部内視鏡検査:胃・十二指腸が見える
4) 下部内視鏡検査:大腸が見える
5) 造影CT、骨盤MRI:後述します
6) PET:高くて保険が効かないが、一種の保険にはなる。

1)3)4)は当院で可能、2)は病院にお願いしています。

5)はエコーに自信がないとき。例えば患者が極端な肥満体であるような場合には適応になると思いますし、エコーの技師がいない場合も適応になると思います。値段・侵襲を考えますと当院では5)の選択肢はありません。6)も当院の選択肢にはありません。腺癌に関してはPETの出番はあまりないと思います。そこまでするのならば、5)も組み合わせて良いのでしょう。

良く上部下部内視鏡をして終わり、という医療機関があるようですがそこまで医療リソースを使っておいて、エコーをしないのは疑問です。でも、甲状腺、乳腺、上腹部、下腹部のエコーを同時に行う事が可能であった時、医療機関は経済的に損をする(最大17600円請求できる検査を5300円で行うことになる)ことを患者さんは知っておくべきだし、損をする、そこまで余剰のリソースはないという理由で積極的にエコー検査を行えない医療機関の事情は理解できます。偶発性を求める場合にはエコーは確かに対費用効果の高い検査なのですが、非常に主観的な検査でもあるのでCTを行うケースが増えています。

ちなみにCEAが高く、それが癌である場合には早期という事は少ないので困りものです。

繰り返しになりますが、本来はCEAを測定した医療機関で戦略を立てるべき問題です。ここでは当院の戦略の一例(実際には全員で変化させる)をお示ししたに過ぎません。もっと優れた戦略(安くて効果的な)を立てておられる先生方も多数おられることでしょう。

腫瘍マーカーは有効な検査ではあるものの、その使い方を間違えると患者さんを不安にさせてしまいますので、いつも取り扱いには注意しています。

~~応用の一例~~


CEAが高値と言われて受診した。数年分の検査結果を見た。昨年Hb 13台, MCV 80台と低下している。例えばこれは慢性胃炎の可能性がある。(IBDや消耗、癌や潰瘍でもそうなるかもしれないが”仮説”として話をすすめる)CEAは慢性の大腸炎で上昇するのだから慢性胃炎でも上昇する可能性はある。慢性胃炎はピロリ菌による炎症である。例えば潰瘍があり、ピロリ菌を除菌してCEAが下がれば、胃炎が原因で上昇していたと証明が出来る。

このような仮説は、これを患者さんに披露することによって、癌に対する不安感を誤魔化してしまうという会話上のテクニックの一つです。

(2016/05/29追記)
SEPT9 遺伝子のメチル化 を血液で調べるという別の方法があります。
FDAから認可されたepi proColonというテストです。
こういう情報にはどんどん乗っていかないといけませんね。

14 件のコメント:

  1. 鴨川先生

    はじめまして。
    こんばんは。

    本日人間ドックの検査結果が届き、毎年の結果で気になる項目がありWEBで検索しましたところ、このブログに辿り着き、ご質問させて頂いた次第です。

    年齢は45歳
    身長176cm
    体重73㎏
    毎週末スポーツをしております。
    喫煙は1日1箱程度です。
    飲酒は毎日ビールを500mm程度です。

    先生の記事の通りCEAの数値が5を少し超えた程度の状態が3年ほど続いております。
    2010年が6.3
    2011年が6.6
    2012年が7.1
    微弱ながら毎年増えております。
    体には全く異常は無いのですが、先生のおっしゃる様に気になってはおります。

    以前に癌の進行が著しい場合、100を超える数値になると何かの記事で読んだことがあります。
    私の数値の推移をみて、先生の見解をお聞かせ下さい。
    また、再検査する場合の検査内容をお教え願います。

    お手数ですが、宜しくお願い致します。

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  2. 鵜川先生

    大変申し訳ございません。
    お名前を誤入力してしまいました。
    どうかご容赦願います。

    宜しくお願い致します。

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  3. お返事が遅れました。

    匿名様のライフスタイルですが、腺細胞に負担を与えるライフスタイルだと思います。腺細胞とは粘液を分泌する細胞で、例えば肺、例えば胃、例えば膵臓、例えば大腸にあります。

    そしてその原因はタバコとアルコールにあると思います。そして知りたいのはヘリコバクターピロリ菌の有無です。

    タバコは、肺、胃、膵臓、大腸、それぞれに少しずつダメージを与え、腺細胞を含めた組織に炎症を起こします。タバコがCEAを上昇させる理由です。
    アルコールは胃、膵臓、大腸にやはりダメージを与え、炎症を起こします。
    ピロリ菌がいますと、胃にダメージを与え、炎症を起こしますのでそれを知りたいところです。

    私でしたら医師と相談します。人間ドックの結果にピロリ菌の項目があれば良し。タバコやアルコールを3ヶ月ほど断つ実験をしてみます。そして再検するのです。

    あなたの問題ではありませんが、ひとつだけ日本の医療システム上の問題があることを知っておいて下さい。潰瘍がないのにピロリ菌の検査をしたり、癌がないのにCEAの検査をすることは、あとで診てくれた医師に保険から請求通り支払いが行われないことが多くあるのです。そして医師は経済的に損をしますが泣き寝入りをします。
    このような事があるため、診てくださる先生はあまり検査に積極的ではないかもしれませんが、それは不親切ではなくて、「可哀想だなあ、でも困ったなあ」というお気持ちだと思います。
    一番良いのは人間ドックが経営する医療施設で再検をお受けになることでしょう。ご参考になれば、幸いです。

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    1. 鵜川先生

      お返事頂き有難うございました。
      詳しいご説明を頂き有難うございました。
      ピロリ菌の項目を確認してみます。
      そして不安があればドックの医師に再検を申し出ようと思います。
      タバコとお酒は止められそうにないので、
      不安に思う事は潰しておこうと思いました。
      本当に有難うございました。

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  4. こんにちは。
    始めまして。
    先日、父がネフローゼ症候群で入院しました。
    症状としては、浮腫、肺に水が溜まる、尿タンパクなどです。腎生検、CT、エコー、レントゲン、血液検査をしました。
    血液検査の結果、CEAが40と高いと言われました。
    約2年前に咽頭癌で入院しましたが、今は問題ないと言われてました。胃の検査も半年前は問題ありませんでした。
    やはり、癌でネフローゼ症候群になったのでしょうか?

    よろしくお願いします

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  5. 匿名様
    さぞご心配であろうと思います。
    今は色々な検査の結果を見て、総合的に判断する前段階であろうかと思います。すでにきっと http://journal.jsgs.or.jp/pdf/039101627.pdf などは検索されてお読みになったのだろうという前提でお答えします。
    膜性腎症や糖尿病性腎症であると診断がついて、治療がはじまるとは思いますが、全身状態を考慮しつつ、主治医の先生が大腸などの検索をして下さるであろうと思います。ご家族としてはじりじりとするかも知れないのですが、最適な検索方法を考慮して下さっていると思います。

    一方こんな考え方も出来ます。CEAは分子量14万の比較的大きな蛋白です。ネフローゼでは分子量の小さなアルブミン(6万数千)が漏れ出てしまい、相対的に分子量の大きな蛋白は多く血中に残っている可能性があります。癌による増加ではないという可能性もあるという事です。

    咽頭癌は通常は扁平上皮癌ですからCEAが上昇する事はほとんどないと思います。上昇するとすればSCCではないかと思います。

    お父様が快方に向かわれますことをお祈りしております。少しでもお役に立てば幸いです。

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  6. おはようございます。
    お返事、ありがとうございます。

    昨日、少し、先生が病室に来て話をしました。
    今日は午後から詳しい説明があると思います。

    昨日、言われたのは
    膜性腎症
    胃と腸をよく調べましょう
    あと、喉の方も先生に(癌で入院したときと同じ病院なので)
    話して、診てもらいましょう
    腎臓は悪いところが治れば良くなってくる
    今、薬を使ったら、かえって危ないかもしれないから
    そのようなことは言ってました。
    あと、透析、それも少し言っていました。

    今日、胃と腸の検査はあります。

    心配ですが、先生の話を聞いてきます。
    結果がわかれば、報告させてください。

    また、何か疑問なところがあれば
    相談させてください。

    お願いします。

    温かいお返事、ありがとうございます。

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  7. 匿名様
    膜性腎症、という事がわかり、治療に向けて前進がはじまったのですね。
    胃や腸の検査も進めてくださるとの事で、きちんとしているなあという印象を持ちました。

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    1. おはようございます。

      金曜日に先生から詳しい話がありました。

      とりあえず、体の水抜きをして
      体調を整えましょう。
      必要であれば透析もと話していました。

      腎臓の機能が日に日に悪くなってる

      それで、父は知らないのですが
      腸は大丈夫でした。
      胃に早期の癌が見つかりました。
      場所が食道のところなので手術になるけど
      今の体の状態では無理だから
      水抜きをしていきましょう。

      水曜に消化器の先生の話があると思います。

      先生、実際、透析になったとして
      それは手術をするために
      一時的なものなんでしょうか?

      手術をする前に腎臓がもっと悪くなると
      いうことはないのでしょうか?

      腫瘍マーカーが高かったので
      癌が早期で少し安心はしたのですが…

      どうなのかなー と
      感じる部分もありまして。

      お忙しいのに
      何度もすみません。

      よろしければ
      先生の考えも教えていただければ
      嬉しく思います。

      削除
    2. 腎機能が悪くなった時にその機能を補助するための透析は行われます。利尿剤というお薬を沢山使うよりも腎臓に負担をかけず、効率良く水が抜けるのです。そしてもちろん透析を離脱できる場合も多くあります。離脱できるかどうか、最善を尽くして下さっていますから、希望をもって待ちましょう。
      癌はすぐに進行してしまうことはめったにありません。まずは水を抜いて体調を調える、という先生のお考えに賛成です。患者さんご本人の周囲に温かい笑いが溢れますように。

      削除
    3. また失礼します。
      12/28に消化器科の先生から話があり、胃癌で少し深いので全摘出手術をしますとのことでした。
      1/4に手術をしました。手術の前に先生からの説明があり、胃のがんの大きさはそれほど大きくないが・・・近くのリンパに転移。あと、大動脈のところのリンパが腫れているが、がんの転移によるものか、腎機能の低下によるものかがわからない。手術してとるのは難しいので様子を観察しましょう。との説明で、父は手術に向かいました。
      13:00に入り17:00に先生が終わりましたと
      呼びに来ました。
      かなり悪かった。癌が開いてみると、ほぼ全体的に広がっていた。リンパは遠隔転移です。と言われました。余命は1年。
      しかし、いま、ネフローゼで腎機能が低下してて、胃癌の手術をしてどこまで腎機能が戻るのか・・・が心配です。戻らなければ抗がん剤は難しいですよね。
      胃カメラなど胃の検査はよくしていた父です。なぜ、検査の時にわからなかったのか・・・とも思います。
      1年というのは抗がん剤などを治療しての1年なのでしょうか?もちろん、余命というのはあくまで予測で、それよりも長く生きてらっしゃる方、残念ながらそれよりも短い方もいらっしゃると思います。
      父は治療できるのでしょうか?
      何度もすみません・・・

      削除
    4. 匿名様 お話を伺い大変残念に思います。

      お書きになっている内容から、胃癌はStageIVではなく、StageIIIcではないか、と解釈し、

      http://www.jgca.jp/guideline/
      http://ameblo.jp/tz-office/entry-10816550681.html

      を参考にしつつ返信申し上げます。
      クレアチニンの数字が下がったら、S-1(TS-1)というお薬を中心に化学療法を行うことになるのだろうと推察します。
      1年というのは、StageIIIの胃癌で手術のみ、という場合の中央値のことを仰ってるのではないかと推察します。
      http://medical.nikkeibp.co.jp/all/data/cancerex/jgca09-2.pdf
      最近StageIII胃癌に対する術後化学療法は変化しつつあり流動的ですから、先生と良くコンタクトする様にしてください。

      治療と並行して「人生の質」を良く考える必要があることも申し添えます。点滴でベッドから離れられない事と、家族旅行などをして楽しむ事はどちらが幸せか、という視点で考えることです。

      アメリカでは必ず病院内には宗教家がおられて、辛い事を相談したり、アドバイスを受けたりすることが出来ます。日本はそう気軽に宗教家に頼る環境がありませんし、頼る必要はないのですが、お父様の人生のサポートの仕方は、延命に努力することだけではないという事も心の隅にとどめておいてください。

      胃カメラの検査を良く受けていた、という事を伺うと、専門の一人として悲しく思います。検査には大きな限界がある、というのは事実です。その限界を超えたい、という思いはいつも持っています。

      さて、このような相談、ぜひ周りの方になさっていただきたいと思います。現実の人付き合いのほうが、活字でのやりとりよりもはるかに重要であるからです。

      お父様が順調に回復されますことと、匿名さまが心労で倒れてしまわないことを願っております。

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  8. 先生初めまして、私も確認したいことが有りまして書き込みいたします。もし宜しくければ、ご回答願います。
    4月8日にウイルス性胃腸炎と診断され、その際に血液検査も行っており二回目にその病院を訪れたらCA72-4が124.2、TPAが83、CEAが0.5未満の結果で、異常に高い値で癌かも知れないぞと言われました。以前、胃腸炎で同じように高い人が、一ヶ月後の血液検査で値が正常に戻った例もある、と言われ一ヶ月後に再血液検査になりました。自覚症状が無い上に毎年行っている健康診断でも異常があったこたは、無いので突然癌かもと言われ日々苦しい思いをしています。ウイルス性胃腸炎で腫瘍マーカーが高くなることが有るのでしょうか?
    近々精密検査を行ったほうが宜しのでしょうか?それとも、この医者が言うように一ヶ月後の血液検査だけでよろしいのでしょうか?
    宜しければ、ご回答願います。

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    1. 日々苦しい思いをしております、ともう一度その先生におかかりになりますとその気持ちを汲んで異なるアプローチをしてくださることと思います。

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