2008/04/12

ダイナミクスのデータ構造を理解する(1)

最初に見るべきが、患者マスター、患者保険マスター、患者包括マスターという3つのテーブルだ。
「テーブル」という言葉が??という人は、入門書を読むべきだ。

そしてその中で最も重要なデータは、「患者番号」である。

患者番号は長整数型と呼ばれるデータ型だ。つまりダイナミクスでは、患者のIDとして文字列は扱えない。A01などというカルテ番号はありえないわけだ。

例えば私の患者番号が100だったとする。ところが、101も私だし、102も私。
そういう扱いになっている。最後の一桁、それを「枝番」と言う。

100から109までが、ある特定の個人を指し示す患者番号だということだ。

5000番の人ならば、5000から5009までの番号を割り振って良いということになる。

別のカルテから移行する場合には、だから一桁番号が増えると理解すれば良い。

90001という番号の人をダイナミクスに移行する場合には、900010をダイナミクスでは割り振ると良い。